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| ■審査委員紹介■ |
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河口洋一郎 (CGアーティスト、東京大学大学院教授) | ||
| 【総評】 今回は、造形的なところを中心に見ましたが、今まで以上に植物的なものや都会的なものも含めて、非常に成熟というか完熟した雰囲気がありました。多くの作品が色調もセピア調に片寄っているのが少し気になりますね。ある意味で集約されてきたなという印象です。 ただ、出品者の方たちはコンピュータ・グラフィックスという枠を越えて、それぞれ自分の目や観察力を生かした作品を製作されているので、裾野が非常に広がってきたと思います。色々なジャンルの方から応募があることは、非常に良いことです。来年以降はもっと若々しく、よりポップでエネルギッシュな作品も期待します。若々しいパワーからも成熟した作品が出できてほしいです。 また、「静止画」のコンテストだけあって、細かいディテールが非常にうまい方が多くて驚きました。常連の作家の方も多くいるので、そういう意味ではDCAも第5回を迎えて、一つの歴史を作れたのではないかな、と思います。5年間の財産が豊かな土壌となって、次回からは動画なども入れて少し裾野を広げて募集すると面白いのではないでしょうか。 |
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【最優秀作品について】 最優秀賞の「Carnival」は、カーニバルというタイトル通り、音楽的なリズミックな構図を取っていて、よく見たら、狩猟時代を思わせながらも、色調的には宗教的な雰囲気もあって、更にオプティカルで幾何学的なコントラストの強いパターンも入っていて、ミックスされた混沌とした世界が表現されていて、まさに21世紀的な方向性としては非常に面白かった。見ていると、リズムのパワーが出てきて、踊っているような雰囲気があって、とても良かった。 |
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【プロフィール】 河口洋一郎(CGアーティスト、東京大学大学院教授) 1952年、種子島生まれ。九州芸術工科大学卒、東京教育大学大学院修了。CGアーティストとして世界的評価を得、世界各国での第1位受賞多数。国内でも、東京テクノフォーラム;ゴールドメダル賞、ロレアル賞グランプリなど多くの受賞歴を持つ。1994年には、CD-ROM+本で‘COACERVATER’(コアセルベータ NTT出版)を出版。1998年には、河口洋一郎作品集「LUMINOUS VISION」(ビデオ、DVD, LD)をOdysseyより全米で出版。また、作品集(「河口洋一郎」gggトランスアート)を1998年に出版。 |
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白川洋次郎 (株式会社インディビジオ 代表取締役) | ||
| 【総評】 総体的に優れた作品が多かった。私的には、もっと多くの作品に優秀賞や入選を差し上げたかった。「人に何を訴えていくか」「何を自分は主張したいのか」ということをかなり深く考えて創作されたものが出てきていることは嬉しいかぎりである。しかし、デジタル技術を使って美しさをどのように表現するか。ということに関してはまだ厳しさがたりないような観もある。 また、今回2度目の募集となった組作品については、残念ながら応募数が少なかった。1点では表現しきれないものがあるはずである。起承転結やら時系列やらに規定すべきものではないが、描くべきカンバスがより大きなものとして用意できるわけであるから、これも是非もっと多くの方に挑戦してほしかった。 5回目となるとさすがに技術が稚拙であることもマイナス要素となってきている。大胆な発想と技術に裏付けられた表現力がうまくマッチした作品が今後現れてくることを望みたい。 |
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【最優秀作品について】 最優秀賞の「Carnival」は、とても楽しい作品である。心が踊る表現である。人間と動物と精霊とが自然の恵みを謳歌している。というイメージを、この小さなデータ量の中に上手に詰め込んでいる。太古の壁画をイメージさせようとした意図もあったのか多くの色を細かく薄くして使っている。隠れたところで細かい技法を駆使した良質な作品である。しかし、まだ発展途上で今以上に良くなる要素がたくさんある。もっと気持ちの熱いものが表現できるはずである。このようなテーマでもっと鮮烈な作品を作者に要望したい。 |
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【主な業績】 横浜美術館名画レファレンスシステム・総合監督 ジェトロ海外紹介映像開発事業・プロデュース 文部省委託事業「美術の散歩道」・企画製作 ファイナルファンタジーアニメビデオ・プロデュース マルチメディアコンテンツ振興協会人材育成委員 マルチメディアソフト制作者能力認定制度委員 教育教材開発協会マルチメディア推進委員 沖縄コンテンツビジネス支援協議会委員など |
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ケビン・マヤソン 株式会社 レインボー・ジャパン 代表取締役 | ||
| 【総評】 過去5年の間に、東レ デジタル・クリエーション・アワードを通してデジタル・アーティストたちの成長ぶりを垣間見ることができ、光栄に思っております。これまでのデジタル・アート作品の多くは、まさに、「デジタル」でした。しかしこの間に、この種のメディアが成熟し、ツールもさらに幅広く、多くのアーティストにとって入手しやすくなってきました。今年出品された作品群は、そういった傾向をよく反映していました。デジタル・アートは、数年前のように、比較的少人数で成る一部のグループだけが楽しむ世界ではなくなったのです。今後は、この分野がさらに飛躍していくことを期待しています。才能あふれる作家群の中に流れている、新しいクリエイティビティの多くを体験するのが楽しみです。 |
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【最優秀作品について】 今年の出品群には素晴らしい作品がたくさんあったが、中でもこの最優秀賞を勝ちとった「Carnival」という作品は、まさに壮観と言っていい。アニミズムとモダニティーのミックス。これが、現代のデジタルという手法によって創り出されたことは、嬉しいかぎりである。色使いにしても、洞窟画的なイメージとの素晴らしいコントラストを創り出している。 |
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【プロフィール】 1963年、米国ミシガン州デトロイト市生まれ。 アリゾナ州立大学ビジネス学部卒業後、1988年来日、(株)リクルート入社。 1991年、デジタル映像制作会社、(株)レインボー・ジャパンを設立。TVCM、CD-ROM、ゲーム、ホームページ等をプロデュース。 |
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斉藤典彦 東レ株式会社 理事 | ||
| 【総評】 DCAも5年目を迎えた。この5年間にCGの表現領域が飛躍的に広がったように思う。自由な発想で時空間を飛び越えるユニークな作品が目を引いた。恐竜時代や古代から、21世紀の生活シーンがセピアカラーのスナップ写真で表現されるというところまで。 第6回に向けて、審査員としても、より一層自由で豊かな発想を磨いていきたいものと思っている。 |
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【最優秀作品について】 最優秀賞の「Carnival」は、カーニバルというタイトル通り、音楽的なリズミックな構図を取っていて、よく見たら、狩猟時代を思わせながらも、色調的には宗教的な雰囲気もあって、更にオプティカルな、幾何学的なコントラストの強いパターンも入っていて、ミックスされた混沌とした世界が表現されていて、正に21世紀的な方向性としては非常に面白かった。見ていると、リズムのパワーが出てきて、踊っているような雰囲気があって、とても良かった。 |
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