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[作品について]
都市にあたる呼吸とは「光」ではないかと思い製作しました。光の多く集まる場所ほど、その活動が活性化する。
そんな「都市」の象徴である「光の集まる場所」をイメージしました。機械的なもので統合されているにもかかわらず、どこか自分で思考しているような雰囲気をもっている。そんな雰囲気を汲み取っていただけると光栄です。 |
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CGを始めたキッカケは何だったのでしょうか?
高校生の頃にシャープから発売されていたX68000というコンピューターに出会い、そこでCGというものを初めて見て、その後デザインの専門学校でグラフィックデザインとコンピュータグラフィックスを専攻して、現在に至っております。
その頃のCGは、とてもCGと呼べるものではなくて、ただ球が数個空中に浮いていて、それに影が落ちているというだけですごいと感じる程のものでした。
もちろん反射や屈折などの計算は個人のコンピューターではとんでもなかった時代です。 |
最初CGを始めた時、抵抗感はありませんでしたか?
はじめの頃は、フォトショップなどを使用してにわか合成などをしていた程度でしたので、抵抗感というよりも写真の合成がこんなにも簡単に出来るんだという期待感の方が大きかったように思います。 |
DCAに応募されたのはどんな動機からだったのでしょうか?
特に動機というものは無かったのですが、このDCAというコンテストが全世界に向けられて作品の募集をされていて、またそれに応えるかのようにインターナショナルな応募者および受賞者がたくさんいらっしゃったというのが、一番のポイントでした。
また、この頃私はアメリカに在住しており、応募の際の方法としてインターネットを利用した応募という手軽さも大きなポイントでした。 |
今回の受賞作品「Breath of a city」でこだわった点や苦労された点を教えてください。
作品を制作するときはいつも同じなのですが、テーマを与えられた中で、そのテーマをどのように自分の中で消化し解釈していくかが重要な要素になっています。その行程が一番苦労するところです。今回も与えられたテーマに対して、自分なりの「コンセプト」を立ち上げることが一番大変な作業でした。あとは、ラフスケッチを描き、それに沿って仕上げていくだけでした。 |
藤若さんの作品は、審査委員の間でも「ディテールへのこだわりがすごい!」と好評でしたが、制作に際しては何かテーマを持って作品に取り組まれているのですか?
今回の作品に限らず、その時々のコンセプトに沿った表現方法に対してのディテー
ルを大切にしています。時にはテカテカしたCGらしいCGである方がいいときもありますし、リアルな存在感のあるCGがふさわしい場合もあります。今回の作品上では、「呼吸する都市」という私にとっては具体的なテーマをいただいていましたので、
CGである絵にもある程度のリアリティーを追求することで、その具体性=リアリティーを表現したいと感じました。 |
DCAを受賞されたことで、何か変化はありましたか?(友人から見たよと言われた、制作活動にもっと意欲が出た!など)
そうですね。今回の受賞の事を全く知らせていない友人・知人より、受賞したということをDCAのHPより知ったというメールを結構いただきました。思っている以上にDCAの影響力を感じた瞬間ですね。もちろん今回の受賞は、制作活動の中でも私自身が誇れるアワードだと確信しておりますので、制作活動に関してはさらなる意欲は感じております。 |
今後はどういう作品を創っていきたいとお考えですか?
作風・作品はどう変化していくかは、私自身も分かりませんが、CGをはじめた最初の目的でもある「見る人を驚かせる」というポリシーは、コンピューターをさわりはじめた頃より変わっていません。また、そのポリシーに沿えるような作品を創っていきたいと改めて感じております。 |
DCA2003の応募も始まっています。これから応募されようとしている方々にメッセージをお願いします。
DCAは、自分の作品を全世界に向けて発表できる素晴らしいコンテストだと思います。私たちアーティストにとってこういった「場」を提供していただいているということは、この上無い素晴らしい機会だと思います。是非皆様も一度、腕試しのつもりで応募されてはいかがでしょうか? |
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| 絵の構図を決定します。今回は、基本形である三角の配置(青線)に、上にのびる直線(赤線)のイメージして、上への奥行きがあるものにしました。 |
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今回は、リアリティを意識し説得力のある表現をしたかったので、レンダリング方法も事前にチェックしておきます。
グローバルイルミネーションという光のシュミレーション方法で描画しています。 |
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奥行き感を絵の中に出すために、被写界深度(Depth of Field)の調整を行いました。
一般のカメラでも用いられている方法と同じです。
コンピュータグラフィックスの場合、ソフトにより自動で計算してくれるものもあります。 |
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ライトなどの小物の部品やデティールの必要なところに画像処理ソフトで、エフェクトを加えていきます。
配管から空気の流れている様子やライトのキラキラした部分もこの段階で加えています。 |
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